2018年5月18日金曜日

身につまされる言葉


 人間は生まれた時から年輪を重ね、終焉へ向けての旅が始まります。それはすべての人に平等です。大成功をおさめた人も、大富豪になった人も、名誉、権力を手にした人も、鳴かず飛ばずの人も、人生に不完全燃焼の人も、すべての人に平等です。2025年問題がささやかれています。団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる年です。私もその仲間です。その事実は変えられません。先日面白い言葉を知りました。面白くて笑ってしまいますが、当事者である高齢者には身につまされる言葉です。あまりにも真実を突いているからです。遠く過ぎ去った青春時代を思い出します。一読一考です。

 「18才と81才の違い」
   恋に溺れるのが18才     風呂で溺れるのが81才
   道路を暴走するのが18才   道路を逆走するのが81才
   心がもろいのが18才     骨がもろいのが81才
   偏差値が気になる18才    血圧血糖値が気になる81才
   まだ何も知らない18才    もう何も覚えていない81才
   自分探しをしている18才   皆が自分を探している81才
   お手入れで虫歯ゼロの18才  入れ歯だから虫歯ゼロの81才

 いかがでしたでしょうか。面白くておかしくて笑えます。しかしあまりにも真実を言っているので笑いを通り越してしんみりしてしまいます。寂しくなります。当事者には少し酷な言葉です。酸いも甘いも辛いも苦いも、すべてを知り尽くしたように思える高齢者です。高齢者を揶揄するようにも思える言葉でした。

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