厳しい寒さ到来の中で、木々たちは葉を落とし寒風にさらされています。先日ブログに書きましたが、見事な紅葉を見せてくれた三重の家のそばに立つエノキも幹だけの姿です。葉が茂っている時には見えなかったふるさとの城、松坂城が、エノキの向こうに少しですが見えるようになりました。今、私は家からふるさとの城が見える喜びにつつまれています。
葉っぱの落ちたエノキの向こうに石垣が見えます |
望遠でアップすると |
十代の頃、私の部屋は二階にあり、いつもお城を眺めていました。実家は田園地帯にあったので、邪魔するものは何もありませんでした。それから半世紀が経ち、たくさんの建物が建ってお城は見えなくなっていました。愛唱歌「青春の城下町」を口ずさみながら、お城を眺めていた十代の私がよみがえります。甘酸っぱい思い出です。
「青春の城下町」
流れる雲よ 城山に
のぼれば見える 君の家
灯りが窓に ともるまで
見つめていたっけ 逢いたくて
ああ 青春の 思い出は
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