先日この冬三度目の虹を見ました。三重から京都へ車で移動している時でした。静かな雨が降って止んだ後、薄日が差し込んだり雲に隠れたりしてお天気が回復しつつあるその瞬間、虹の全形がきれいに見えたのです。私は嬉しくてはしゃぎました。ドライブしながらずっと虹を追っていました。
虹の全形が見えたのはほんの一瞬でした。半分になったり、左端が見えたり、右端が見えたりと、刻々と変化していきます。滅多に遭遇できない虹です。虹が出ていてもその存在に気づく人は少ないかもしれません。本当にたまたま見ることができて、幸せな気持ちになりました。子供の頃は、虹といえば夏の夕立の後に見たような記憶がありますが、この冬は三度も見ることができて珍しいと思います。俳句では、虹は夏の季語となっており、春は春の虹、秋は秋の虹、冬は冬の虹というそうです。娘たちが幼かった頃、虹の色が出てくる歌をよく歌いました。その時に虹の七色をしっかり覚えました。久しぶりにその歌を歌いながら虹の七色を復習しました。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫です。懐かしい記憶です。虹には夢があります。虹の向こうに、ずっと向こうに広がる大きな夢がありそうです。そんな期待をもたらせてくれる虹です。私は虹が大好きです。
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