2006年4月から放送が始まったNHKの「cool japan」が好きでよく見ています。放送開始から十年が経ち、cool japanという言葉が定着して、社会の中で認知度が上がっています。外国人の視点からクールな日本を探してきて討論する番組で、世界150の国と地域で放送されているそうです。アメリカ、アルジェリア、イギリス、イタリア、ウクライナ、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、ケニア、スイス、スーダン、スペイン、タイ、中国、チリ、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィリピン、ブラジル、フランス、ブルガリア、メキシコ、レバノン、ロシアなど、驚くほど多くの国の人が登録されています。スタジオに十人ほどの外国人が登場し、いろんな日本文化論が飛び交います。番組の終わりにベストオブクールが選ばれて、一年の中で最優秀ベストオブクールが決定されます。十年間の最優秀ベストオブクールを書き上げてみます。
2006年 100回記念番組 温水洗浄便座
2007年 宅配便
2008年 ICカード乗車券
2009年 ロボットスーツ
2010年 電子オルガン
2011年 アニメの背景画
2012年 町工場の職人
2013年 鳶職人
2014年 自動ひび卵検査装置
2015年 脳神経外科用ハサミ
2016年 300回記念番組TOP ①100円ショップ
と、日本人も納得するものばかりです。
先日見たテーマは「日記」でした。様々な種類の日記帳が紹介されて、スタジオの外国人は「日本人はなんて日記好き!」と感嘆の声を上げていました。最近大人にも人気の絵日記ということで、簡単な絵と言葉で絵日記を描き続けている日本人女性が取材を受けておられました。私は小学校一年生の時に、担任の先生の教育の一つとしてでしょうか、二学期、三学期の毎日、絵日記を描き続けました。今も手元にあります。今は日記とまでいかなくても、家計簿の片隅にメモのようにちょこちょこと記録のようなことを書いています。頭の記憶はあやふやです。忘却防止の策ですが、日記は自分史につながるものだと思います。日記といえば、父は八十八年もの間日記を書き続けました。
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