2017年2月27日月曜日

思い出の中の歌「たんぽぽ」

 先日買い物に出かけた帰り道に、田んぼの畦道に咲くたんぽぽを見つけました。地面にはりついたように咲いています。雑草の中で、たった一つかわいい黄色の花を咲かせています。群生のたんぽぽはよく見ますが、たった一つ咲いているたんぽぽは珍しく、目立ちます。私は引き寄せられてしまいました。写真を撮ってもらいました。



ずい分前のことですが、娘から教えてもらった歌を思い出しました。1976年に発表された曲で、今は小学校で歌われています。作詞家のたんぽぽへの想いが、人の人生と重なり、胸にじんときます。胸が熱くなります。苦節十年、苦節何年という人生が「たんぽぽ」の中に込められているようです。この歌を知った時から、私の愛唱歌になっています。

「たんぽぽ」   作詞 門倉 
         作曲 堀越 浄

雪の下の  故郷の夜
冷たい風と 土の中で
青い空を  夢に見ながら
野原に咲いた 花だから
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう

高い工場の 壁の下で
どれだけ春を 待つでしょう
数えた指を 優しく開き
空き地に咲いた 花だから
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう

ガラスの部屋の ばらの花より
嵐の空を 見つめつづける
あなたの胸の 想いのように
心に咲いた 花だから
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう
どんな花よりたんぽぽの 花をあなたにおくりましょう

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