2016年2月11日木曜日

強風去って

 三日間強い風が吹き荒れましたが、今日は穏やかな暖かいお天気となり、春の兆しがあふれています。ふるさとの山々は、青空の下、澄んだ空気の中で太陽の光を浴びて、際立つ美しさを見せてくれています。

家の2階から南西方向(左が堀坂山)

「ふるさとの山に向かいて言うことなし
       ふるさとの山はありがたきかな」

石川啄木(1886明治19年~1912明治45年)が、詠んだ歌が頭に浮かびます。

 ふるさとの山は、いくつもの山が連なっていますが、それぞれの山の名前は知りません。小学校、中学校の遠足で登った山だけは、かろうじて知っている山です。最近知ったことですが、その中の一つ「白米城跡」(桝形山)からは、富士山が見えるのだそうです。知人は何度も登っておられますが、一回だけ富士山を見ることができたとおっしゃっています。良いお天気の日でも、雲や風などの気象条件の影響もあり、富士山を見ることができるのは少ないとのことです。山のふもとまで車で行き、そのあと徒歩で一時間弱で登れるので、何度も足を運ぶ愛好家は多いらしいです。

麦畑から連山が一望できます、左から堀坂山、観音岳、鉢ケ峰、
右端の桝形山(320m)頂上が白米城

桝形山を望遠レンズで見ると白米城跡の石碑と登山の人が見えます

 富士山といえば日本一高い山です。昔から富士信仰は盛んだったそうで、日本中のあちこちに富士山が見える場所があります。以前住んでいた東京都保谷市(現在西東京市)の社宅のベランダから富士山が見えました。都内23区には、富士見町とか富士見台とかいう地名があります。富士山は日本人が誇りとする山であり、国民に愛されている山です。遠く離れた三重県から富士山を見ることができる場所として、伊勢市二見浦の夫婦岩は昔から有名ですが、家の近くの山に登れば富士山が見えるとは驚きです。いつかぜひ登りたいと思います。

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