以前NHK「歴史秘話ヒストリア」で観た満足稲荷神社へ行ってきました。左京区東大路仁王門下るにあります。東大路通りに面していて、私達はよく通っている道ですが、この神社へは一度も行っていませんでした。雲一つない青空のもと散歩がてらに出かけました。歩いて20分ほどのところにあります。
豊臣秀吉が、伏見城内に城の守護神として稲荷社を祀ったのが始まりと伝えられています。満足稲荷神社という名は、秀吉が稲荷大神の霊験に満足したことによるそうです。元禄6年(1693年)徳川綱吉が現在地に移したとのことです。
舞殿 |
左は稲の穂を加えています |
右は玉を加えています |
本殿 |
境内には樹齢400年以上とされる御神木クロガネモチノ木があります。人の高さ位のところで枝分かれしています。ちょうど赤い実をつけています。
その横に岩神さまと呼ばれる大きな岩があり、なでた手で自分の頭をなでると頭がよくなると書かれた立て札がありました。そのそばには手を包帯で巻いた小さなキツネが座っていて「ケガをしてまでも御神木と岩神さまをお守りするけなげなコン吉」との説明書きがありました。よく見ると耳も片方ありませんでした。境内にはいくつものキツネがいましたが、このコン吉には気持ちもほっこりしました。
輪の中に岩があります |
小さな神社ですが、バス停がちょうど前にあるので、この日は外国の方も、シニアの女性グループの方もお参りされていてまあまあの人でした。満足神社にお参りできて、私達も満足しました。
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