10月30日から11月3日までの5日間だけ京都御所秋の一般公開が行われています。私達は十年ほど前にも行っていますが、素晴らしい雲一つない秋晴れのお天気に誘われて出かけました。自宅から御苑の門までは10分ほどですが、北寄りの御所入り口まではそこから30分ほどかかります。砂利敷きの道は歩くのに疲れます。
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紅葉が始まっています |
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枯葉の中に葵 |
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秋晴れですが少し寒くなってきました |
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御所の森にも落ち葉がいっぱい |
京都御所の一般公開は、春と秋の二回行われており無料です。公開されている京都御所周辺は、たくさんの人で賑わっています。京都銘菓やおつけもの、お茶など、臨時のテントの土産物店も出ています。入口には行列ができていて、旗を高く持ち上げたバスガイドさんの後には団体の観光客がおられます。私達もその後に並び入りました。外国の方もたくさんおられて、いろんな言語を耳にしました。観光客の方も、ツアーのスケジュールに入っていれば本当にラッキーなことです。
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宣秋門が入口です |
築地塀で囲まれた京都御所の面積は約十一万㎡です。1331~1869(明治2年)まで皇居とされました。その間には焼失と再建が繰り返され、現在の建物のほとんどは、安政2年(1855)に再建されたものだそうです。紫宸殿、清涼殿などの平安時代以来の寝殿造りや、御学問所、御常御殿などの後世における書院造りなど、宮廷の長い歴史を反映した様々な建物の様式を見ることができます。
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紫宸殿の回廊は新しくなっています |
昔の天皇の生活や儀式・政務を垣間見るような気がします。回遊式庭園の御池庭や土橋や石橋のある御内庭など、見ているだけでうっとりします。異次元に入り込んだような気持ちになります。天上人の世界です。紫宸殿の前には、おなじみの左近の桜と右近の橘がありました。
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左近の桜 |
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中央に高御座が見えます |
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右近の橘 |
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紫宸殿の裏には御常御殿 |
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一日2回くらい雅楽や蹴鞠が行われます |
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蔀戸が上げられ豪華な襖絵が見れます |
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御内庭 |
今度は春の一般公開に行こうと思います。帰り道で限定販売されていた伊藤若冲のクリアファイルを買い求めました。
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帰り道に季節外れの桜が! |
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伊藤若冲のファイル3種 |
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