京都御苑の北側の通り、今出川通のほぼ中央、同志社大学の校舎の間に、相国寺(しょうこくじ)の参道があります。少し進むと立派な歴史ある山門が見えてきます。
山門をくぐると広い庭園です。相国寺は、正式名称「萬年山相国承天禅寺」という臨済宗相国寺派の大本山です。禅寺寺院です。14世紀末室町幕府三代将軍足利義満によって創建されました。有名な金閣寺(北山鹿苑寺)、銀閣寺(東山慈照寺)は、共に相国寺派の塔頭寺院です。
相国寺の数多い建物の中に、承天閣美術館があります。いろんな美術展が催されます。私達も一回行きました。その時は伊藤若冲展でした。列ができるほどの多くの来館者でにぎわっていました。相国寺は、誰でも参加できる座禅会を毎月2回開いています。東京でも開いているそうです。相国寺には、伊藤若冲、長谷川等伯、円山応挙の作品や、多くの国宝、重要文化財などが、大切に保存され、歴史的文化財として今に伝わってきました。
境内は、誰でも自由に出入りできるので、自転車でも通り抜けられます。散歩・散策の人もいます。大きく育った木々の下、きれいに整えられた、手入れの行き届いた境内は、中を通るだけでも清々しい気持ちになります。私の好きな心癒やされる場所の一つです。
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