今回の旅は、二泊三日で山陰地方を回るというものでした。大山を眺めながら米子を通り過ぎ、昼食は、漫画家水木しげる氏の故郷であり、ゲゲゲの鬼太郎で有名になった境港でという計画です。過酷な暑さの中、水木しげるロードを歩きました。夏休みなので、子供連れの人達がたくさん来ており、にぎわっていました。漫画を読んだことはありませんが、2年前のNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を、見ていたので、水木しげる氏や女房、境港に親近感を覚えます。「なまけ者になりなさい」水木しげる。の碑がありました。水木しげる氏らしいユーモアが、伝わってきます。水木しげる記念館へも入りました。水木しげる氏の誕生から現在までの人生の歩みを知り、時代背景とともに90年の人生に頭が下がりました。
そのあと、中海を一周し、安来市にある足立美術館へ回りました。地元出身の実業家が、1970年に開館したとのことです。生の額絵と呼ばれる庭園の鑑賞の手法は、面白いものでした。横山大観の作品は、総数130点もあり、日本一のコレクションです。そして面積5万坪の広大な日本庭園があります。裸一貫から事業を起こし、一代でコレクションをつくりあげた主の、スケールの大きさ、壮大な夢の実現に感動しました。
1日目は、これで観光は終わりとし、皆生温泉へ一路走りました。
明日からまたしばらく留守をしますので、続きは後日ブログで紹介します。