2019年5月9日木曜日

東北桜旅(2)


 二日目は新潟県から山形県天童市へ向かいます。ホテルを出てから村上市へ寄りました。日本海東北道を走ります。村上駅へ寄りました。地方の小さな町を感じさせます。新潟ではすでに葉桜になっていましたが50㎞くらい北上すると桜前線に追いついたようで満開の桜を見ることができました。

羽越本線村上駅

   以前テレビで観ましたが、村上市は鮭で有名です。創業392年の老舗鮭専門店へ行きました。観光客で賑わっています。店から土間で続く奥には、数えきれないほどの鮭が吊るされています。村上の気候風土の中で時間をかけ熟成されます。蔵のようにひんやりした空気と、風が通る空間です。たくさんの大きな鮭が吊るされている光景には、圧倒させられます。
  




珍味のような鮭をお土産に買いました。私の好きな甘酒があったので買いました。雅子妃殿下所縁の村上、皇后御即位記念、麹甘酒雅(みやび)と書かれています。店の人に尋ねると「おじいさまの本籍地」ということでした。商店街を少し歩きましたが、日本全国どこも同じような状況でシャッター商店街でした。鮭の老舗専門店だけが大きな存在感を示していました。秋には三面川で鮭の伝統漁法「居繰網漁(いぐりあみりょう)」が行われるそうです。
 
桜満開と同時に慶祝の幟がありました

三面川では秋に遡上する鮭がガラス窓から見れるそうです


 日本海東北道、磐越自動車道を走り、福島県に入ります。会津縦貫道を走り、会津、喜多方を通りぬけ、国道121で山形県へと向かいます。残雪の山を見ながら進みます。気温は徐々に下がり、4時半で9℃になりました。山形県米沢市から山形市までは、開通したばかりの東北中央道を走ります。山形ジャンクションでは、仙台へ向かう東北道、酒田へ向かう山形道、新庄へ向かう東北中央道が分岐します。6時過ぎにホテルに到着しました。天童温泉で有名です。天童は将棋で有名です。古くから将棋の駒や将棋盤を造られてきました。この日は人間将棋が開催されていたそうです。 

国道290号線は桜街道でした
 
磐越自動車道で山越え

ホテルには大きな将棋盤が置かれていました


二日目の走行距離は320キロ、所要時間は8時間でした。

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