先日京都上御霊神社では、御霊祭が行われました。家の近くの下御霊神社の還幸祭もその翌日に行われました。私の住んでいる地区は、下御霊神社の氏子になっていますが、上御霊神社は北隣の地区にあります。令和元年の御霊祭で盛り上がっています。自転車で、上御霊神社まで出かけました。京都御所の北にあります。
御霊祭は、貞観五年(863)に天災や疫病の流行を鎮めるために神泉苑で行われた御霊会を起源とし、以来千五百年以上、ご祭神の御神霊の安らかなること、そして、世界の平和を祈りつづけているお祭りだそうです。御神輿三基、御車をはじめ、剣鉾、八乙女、稚児行列、武者行列など総勢六百名の渡御行列が行われます。私たちは、初めて見る御霊祭です。明治以後途絶えていた御苑巡幸が、平成二十一年に復活しました。約百四十年ぶりとのことです。同志社大学の前にある今出川御門から御所に入るという情報を得て、その辺りで待ちました。すでにたくさんの人が集まっています。外国人観光客もたくさんおられます。御所の空は青く晴れ渡り、歴史的なそしてきらびやかな御苑巡幸が見られるということで、みなさんワクワクしながら待っています。どの隊列も素晴らしいのですが、三基の御神輿が掛け声とともに進んでくるのは見ごたえがあります。
写真をたくさん撮ってもらいました。京都に住んでいながら、初めて見る上御霊神社の御霊祭と御苑巡幸でした。
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