2018年3月8日木曜日

大宮御所見学


 先日京都御苑へ梅を見に行った帰り道のことです。大宮御所の前にテントが張られ、皇宮警察の車が停まり何人もの人が集まっています。近づくと当日見学の受付が行われていました。私達は何の情報も得ずに飛び入りで申し込みました。定員35名でちょうど私達で締め切られました。後に来られた数人の方は、残念ながら入れませんでした。
京都にいながら、御所の近くに住みながらこの見学についての情報は知りませんでした。偶然前を通りがかり、見学させてもらえるとは本当にラッキーでした。無料です。ガイドさんの案内で、一グループ35人が後に続きます。京都御苑へは何度も来ていますが、大宮御所の横を通っても高い築地塀で中は全然見えません。初めて大宮御所の中へ入れてもらえることに緊張します。


京都大宮御所は、天皇皇后両陛下や皇太子同妃両殿下が入洛された際に宿舎として使用されているそうです。ガイドさんの案内は、御車寄から始まりました。重厚な造りです。気が引き締まります。



建物は御常御殿と呼ばれ、大正年間に内部を洋風に改め、周りにガラス戸をはめています。カーテンがかかっているので、中は見えません。床は絨毯が敷かれ洋風スタイルで靴のままでとの説明でした。現在は外国からの国賓をお迎えすることもあり、イギリスの故ダイアナ妃も来られたそうです。御常御殿の南側に広がる庭は、南庭と呼ばれ紅梅、白梅、竹林、松が植樹され「松竹梅の庭」とも伝えられているそうです。私達は建物や庭の美しさにうっとりし、写真も撮り、隣に続く仙洞御所へと移動しました。





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