2018年3月15日木曜日

今季初チャリダークラブ(2)山科毘沙門堂


 気を取り直して新しく愛車となった自転車で、山科区にある毘沙門堂へ向かいました。三条通り(旧東海道)の南禅寺を過ぎた辺りからさっそく上り坂となります。自転車を押して歩きます。気温23℃で五月上旬の暖かさです。汗がにじみ出て呼吸もハーハーと荒くなってきます。ビュンビュンと車が追い越していきます。アクセルを踏み込むだけで、車は楽々と坂道を上っていきます。この光景を客観的に見る私は、科学技術の進歩に抗うように思えてきます。汗をかき苦労してこそ、人を成長させると思えます。
上りと下りの境目は胸躍る瞬間です。一気にスピードを出して下ります。苦の後の楽です。最高の気分です。JR山科駅を通り越してから、毘沙門堂へと北へ曲がって進みます。

車の少ない旧東海道を東へ行きます。

JR山科駅の東で北へ曲がります。

 一直線なので、急な上り坂です。屋敷町という町名の通り、大きな住宅が続いています。山裾まで広がる住宅地です。建てられてからずいぶんと時が過ぎているような古さが感じられます。大きなお家でも、雨戸が閉められている家があります。人が住み、人が去り、家が残るという、日本全国に広がっている現代の縮図を見るような錯覚を感じます。自転車を押して歩き、毘沙門堂へ到着しました。
 
毘沙門堂の階段下に着きました。

山科の街を見下ろす場所にあります。きつい階段を上り、まずは本堂へお参りしました。数人の参拝客がいるだけで静まり返っています。絵馬と虎のお守りを買ってから庭を散策しました。樹齢はわかりませんが、枝垂れ桜の古木がありました。もうすぐ4月8日に観桜まつりがあるそうです。

仁王門の手前にきつい階段があります。

毘沙門堂は昨年修復されたようで朱が鮮やかです。

西側にはお寺の正面の階段、秋にはモミジが有名です。

毘沙門さんはトラに乗っています。


本堂前には枝垂桜の大木があります。

春は桜、秋はもみじが有名で、賑わうとのことです。その時にまた訪れようと思います。来た道を戻り、帰途につきました。この日の歩数は一万五千を超えました。シニアチャリダ―クラブ頑張っています。

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