2018年3月14日水曜日

今季初チャリダークラブ(アクシデント)

 京都の気温は23℃になり、五月上旬の気温とのことです。いよいよ冬からの脱出です。早速今季初のチャリダークラブに出かけることにしました。目指すは山科区にある毘沙門堂です。ここへはまだ行っていませんでした。車で行くには近すぎます。歩いて行くには遠すぎます。京都から山科へは旧東海道の峠を越えるので、上る下るの坂道が続きます。 
押して歩く距離もずいぶんあります。若者達は坂道もなんのそのですが、シニアにとって無理は禁物です。自転車を押して歩くことを覚悟しての、チャリダークラブとなりました。チャリダークラブの出で立ちで、帽子を被り手には日焼け防止の手袋をはめて自宅を出ました。いつものことですが、家の近くの自転車屋さんで空気を入れてもらって出発しました。丸太町通りを東方向へと走ります。東大路で南方向へと曲がります。そして平安神宮に近づいた辺りで、自転車の異変に気付きました。止めて、見ると後輪がペッタンコになっています。空気を入れてもらったばかりです。そのあとすぐパンクになったのでしょうか? とても古い自転車です。二十年近く乗ってきた私の愛車です。一目で古さがわかるさびさびの自転車です。いつかは廃車になるとわかっていても、乗れる限りは乗りたいと思っていました。いよいよその時が来たようです。
ポアロは快調に自転車のスピードを上げて、ずいぶん先へ進んでいます。急いで携帯電話で連絡をとり、戻ってきてもらいました。仕方がないので、自転車を押して最寄りの自転車屋さんへ引き返しました。家を出てから早一時間が過ぎています。自転車屋さんには、ユーズドカーも並んでいます。すぐに乗ることができます。長年の愛車を廃車してもらうことにして、私の体に合わせて、少し小さめのものを買いました。


色は私の好きな緑です。変速が付いていないので、一万円以下でした。長年の愛車は、いつ最期の時が来るかと不安を感じながら乗っていましたが、今度はユーズドカーとは言え新車のようなものです。整備、点検がされています。自転車に大きな信頼を抱いて、山科へと向かいました。愛車には、「長い間ありがとう。さようなら」の言葉を贈りました

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