2018年3月12日月曜日

半世紀ほどの時を経て(大阪万博記念公園)


 大阪万博記念公園が入園無料の日という情報を得て、昨日行ってきました。京都から阪急電車とモノレールを乗り継いで、一時間ほどで着きました。大阪万博のシンボルタワー太陽の塔が健在です。威厳を保っています。入園無料ということで、たくさんの人が来園しています。若いカップルから子供連れのファミリー、シニア層の人まで、幅広い世代の人で賑わっています。

初めて乗ったモノレール:万博記念公園駅

公園入口 本日無料です


  大阪万博が開かれたのは、1970年です。日本が高度経済成長し、人口もピークで、多くの団塊世代の若者が活気をもたらしていました。日本中から、世界から、たくさんの人が押し寄せました。私はピアノを専攻する仲良し三人組で、大阪万博へ出かけました。いくつもあるパビリオンは、どれも長蛇の列ができています。仕方がないので、比較的空いているパビリオンを一つだけ見て、おしゃべりをしながら園内を歩きました。その友人の一人は、五十代で旅立っています。半世紀近くの時を経て訪れた万博公園です。友人のことが懐かしく思い出されました。


現在の太陽の塔

48年前のお祭り広場と太陽の塔

万博へはもう一回来ています。ポアロとのデートで出かけました。久しぶりにその時の写真を見ると、吹き出してしまいます。二人は二十代前半です。子供を通り越して、孫のような若者です。その時は、パビリオンへは入りませんでした。厳しい暑さの中、長時間も待つのはできませんでした。園内を歩き、写真を撮り、楽しい時間を過ごしました。今回は日本庭園の中にあるお店で、昼食をとったのですが、昔来た時には店の前にある蓮池で写真を撮りました。半世紀近くの時の流れを、ひしひしと感じました。
万博記念公園は広大な広さです。その中に日本庭園があります。いろんな花や木々が植えられています。蓮池の他にも心字池があり、州浜、芝山、つつじヶ丘、花しょうぶ田があります。
大きな心字池

昔のままの蓮池が残っていました

 今回は日本庭園も無料でした。開館四十周年を迎えた国立民族学博物館も無料でした。ゆっくり見学すると、結構な時間を要しました。
この日は3月11日です。14:46になると館内放送があり、1分間の黙とうがありました。
今の時期、梅林では梅まつりが開催されていて、いい香りが漂っていました。広いバラ園もあり、今はまだ咲いていませんが開花すれば名所となります。桜のつぼみも少しずつほころんできています。桜まつりももうすぐです。以前岡山県へ毎週高速道路を利用していたのですが、桜まつりの頃には見事な桜並木が高速道路から見えていました。今回ABCラジオスプリングフェスタがお祭り広場で開催されていて、賑やかな声が聞こえていました。

予想より広い梅林

ABCラジオのフェスタ

各地のB級グルメ屋台 満員です

国立民族学博物館

半世紀近くの時の流れは、淋しくもあり心に沁み込みました。万博公園の前には、ショッピングモールができていて、若い人達がたくさん集まっていました。時は流れ、時代は変化していきます。この日は18,000歩も歩いて足がジンジンしました。

駅の南側は新しいショッピングモールができています。


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