2018年2月9日金曜日

愛車最後のドライブ(三重大王崎灯台へ-2)


 大王崎灯台がよく見える近くの公園は、撮影スポットです。白い灯台と青い空、キラキラ輝く大海原太平洋、そこに佇むと沈んだ気持ちが再生されるようです。すべてを忘れさせてくれます。


 その公園に絵を描く画家の銅像がありました。絵描きの町「波切(なきり)」とあります。明治以降画家たちがこの眺めに魅了され、多くの絵を描いたそうです。思い出しましたが、昨夏に訪れたフランスのノルマンディー地方エトルタも、画家たちに愛された町でした。絵を描けない私は、素晴らしい眺めを心に焼き付けました。




 この公園の入り口の所に観光案内と碑が建っているのに気づき近づいて読んだところ、この地に波切城(九鬼城)があったのだそうです。九鬼一族は有名ですが、初代当主がこの地に城をつくり、九鬼一族の繁栄がここから始まったということです。灯台のふもとにある仙遊寺は、九鬼一族の菩提寺として五輪塔がありました。小さな漁村で小さな町波切ですが、歴史ある町ということを知りました。






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