皆さんは、お正月の三が日をどういうふうに過ごされているのでしょうか。おせちを頂き、テレビのお正月番組を見て、スポーツを観戦し、初詣に出かけ、のんびりされているのでしょうか。日本列島を大移動されておられる方たちは、大変なことですが、家でゆっくりされておられる方たちは、少し退屈になってくるのではないでしょうか。我が家では、録画した「ポワロ」を観てお正月を楽しんでいます。アガサ・クリスティーの作品を、本で読むより、映像が好きです。1930年代の時代背景(原作は1920年代)にも興味関心を持ち、イギリスの風景や、お城のような住まいにうっとりします。現実離れした世界に引き込まれます。ストーリーの展開が面白く、一生懸命画面を観て犯人は誰かと推理します。これは結構難しいです。最後でどんでん返しが起こったりして、ぎゃふんとさせられたりします。90分ものなので、映画を見る感じです。一度観たものでも、数年の間をあけて再び観れば記憶も遠のいているので、また楽しめるように思います。アガサ・クリスティーが描く「ポワロ」の人間像にも魅かれます。
NHKで放送されている「名探偵ポワロ」はイギリスのテレビドラマで25年続いたそうです。デヴィッド・スーシェがポワロ役で主演しています。きれい好きで几帳面、まがったことは大嫌い、人間愛にあふれ、頭脳明晰、灰色の脳細胞をフルに活用させて事件を解決していきます。日本語吹き替えの熊倉一雄さんの独特な口調も魅力の一つです。我が家は家族全員が、アガサ・クリスティーファン、「ポワロ」ファンです。お正月休みには、ゆっくりと「ポワロ」を七本も観ることができました。
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