今日は立春です。暦の上では春です。心が弾んできます。気持ちはうきうきし明るくなります。立春を迎えると私はいつも「早春賦」を口ずさみます。
「早春賦」
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
この時期にぴったりの歌です。歌とともに懐かしい思い出もよみがえります。
そしてこの時期になると学校では卒業式に向けての準備が始まります。長年歌われてきた「蛍の光」や「仰げばとうとし」にかわって、卒業式に歌われる歌が次から次へと誕生しています。小学校の教師をしている娘から、それらの曲を教えてもらっていますが、今私が気に入っているのは「旅立ちの日に」です。
「旅立ちの日に」
白い光の中に 山なみは萌えて
遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限り無く青い空に 心ふるわせ
自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
この広い大空に 夢をたくして
ピアノを弾きながら歌う私は、じんときて胸があつくなります。純真な心、未来への希望、夢、若い力、あふれる若さ、年輪を重ねるごとに、遠ざかっていくように思えるものたちです。それでもいつまでも失いたくないものたちです。失ってはいけないように思います。
スノードロップとチューリップの芽が出てきました。
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