京都御苑の北西の角に位置し、今出川通りに近いところに、児童公園があります。久々に晴れた土曜日のこの日小さい子供達が、親の温かい眼差しの中で、楽しく遊んでいます。ブランコ、シ-ソ-など、遊具もあります。大木、巨木の切り株がベンチとなり、切られた大木は、子供達の大好きな遊具となっています。自然界からの贈り物です。子供達は、その大木によじ登ったりすべったりして楽しんでいます。大木のベンチには、おじいさんやおばあさんが座っています。私も座ってみました。切り口は、年月が経っていると思われるほどなめらかで、座り心地はよくて、つるつると光っていました。
小さな子供達ですが、自分のしたいことを無心でしています。小高くなった所では、シャボン玉遊びをしています。シャボン玉は、小さなものから大きなものまで、風に吹かれて飛んでいきます。きれいな光景です。
休憩所となっている東屋では、女の子が、拾ってきたどんぐりの実を一生けんめい並べています。子供達が夢中になって遊ぶ姿は、とてもかわいらしく、過ぎ去った子育て時代や、遠い昔の自分の子供時代を思い出します。
いろんな鳥もいます。鳴き声で空を見上げると、数羽のトンビがエサの取り合いをしています。かわいい鳴き声の珍しい鳥もいます。御苑の中を一時間ほど散策しました。休日の午後のひととき、多くの市民に愛されている、みんなの京都御苑でした。
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