小学校の先生をしている娘とポアロ(夫)は、我が家の生き物係です。娘が飼い始めた五匹の黒メダカは、すくすくと育ちました。娘に頼まれて私が名付け親になり、空くん、陸くん、海くん、心(こころ)ちゃん、和(なごみ)ちゃんと命名したあの五匹の黒メダカ達です。
娘とポアロは休みの日には、せっせとメダカ達の家の掃除をして、良い環境を整えてきました。メダカ達が我が家へ来て、早二ヶ月が経ちました。そして今日も我が家の二人の生き物係は、いつものようにメダカハウスの掃除や手入れを始めました。と思ったら二人が大きな声で台所にいる私を「お母さん---大変だ---!」と呼ぶので、とんでいくと「赤ちゃんが生まれたよ---。たくさんいるよ---。二十匹ほどいるよ---」と言います。私は本当に驚きました。小さな、小さなメダカの赤ちゃんが、たくさん泳いでいます。3~5mmぐらいで写真に撮るのも大変です。
まだホテイアオイの毛根に卵がたくさん付いています。
私は小さい、小さいメダカの赤ちゃんを見たのは初めてです。家で飼っているメダカに赤ちゃんが生まれたのは初めてのことです。家族皆が新しい命の誕生に感動しています。命あるものの誕生と消滅が、繰り返されているこの世界です。神秘的な世界に感動します。
娘が言いました「お母さん、赤ちゃん達の名前を考えて」と。あまりの多さに、私はたじろいでいます。今フランス語会話を習っている私は、頭に浮かびました。「そうだ、フランス語の数字はどうかしら、アン、ドゥ、トゥルワ・・・・・」
何はともあれ「メダカさん達おめでとう!赤ちゃん達こんにちは。はじめまして。どうぞよろしく」
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