2014年6月12日木曜日

懐かしい声

 引っ越しのあいさつのハガキを出した私の元へ、何人かの友人からメ-ルやハガキが届き、電話もかかってきました。その中に半世紀にわたって仲良くしている友人からの電話がありました。ちゃんづけで呼び合っている間柄です。人生の節目節目ではいつも会っていましたが、私があちこち飛び回る生活の中で、少し御無沙汰していました。お互いの近況報告を交わし、体の不調を訴える彼女に「私もよ、一緒よ、何といっても年輪を重ねるってことはこういうことよね」と、お互いを慰め励まし合いました。
 今の彼女の楽しみは、家庭菜園でいろんな野菜を作ることだそうです。いろんな話が次から次へと伝播して、あっという間に一時間半が過ぎてしまいました。一人っ子の彼女には二人の娘さんがいます。そして今では五人の孫のいるおばあちゃんです。二人の娘さん達は結婚して同じ市内の実家に近い所に住んでいるとのことで、私の友達は、娘さん達の子育てに大いに貢献しているそうです。私は結婚して故郷を離れたので、子供達が三歳くらいまでは、特別な何かが起こった時には母が来てくれました。が概ね夫婦で協力し合って子育てに取り組みました。そんな中でも仕事を続けてこられたことは、本当に感謝しています。友人が、二人の娘さん達の子育てに多大な協力をしているという話には、頭が下がります。彼女は立派な助っ人です。幸せな母と娘の姿を見せてもらった気がします。
 友達は、どんなに遠くに離れていても、ブランクがあったとしても、ひとこと言葉を交わせば、何十年もの時を巻き戻してくれます。それは幸せな時間です。「近いうちに会おうね」と約束しました。

 そしてポアロ(夫)にも、友人から電話がありました。男同士てきぱきと日時を決め、早速来週会うことになったようです。

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