今年も六月の人気者に会える日がやってきました。私達は早速会いに出かけました。
京都の町の中を流れる鴨川は有名ですが、その右岸の今出川通の少し南辺りで水を引き込み地下をくぐり丸太町通りを過ぎたあたりで再び地上に顔をみせる川があります。みそそぎ川という幅5mほどの川です。
取水口
二条通りから北を見る、右側は本流鴨川
その下流は京都名物川床の下を流れていきます。さらにその一部は高瀬川の源流となります。そのみそそぎ川の二条大橋の北側の100メ-トルほどのところに、六月の人気者ホタルが飛んでいます。今年は例年よりたくさんいるそうです。
高瀬川の源流部
みそそぎ川のホタルを守り育てる会もあって、地元の人達は努力されています。カワニナというホタルのえさとなる貝もたくさんいます。
ホタルが好む岸辺
川底のカワニナ?
私達は夜八時頃にみそそぎ川へ着きました。川の上流にも下流にも、ホタルが飛んでいます。真っ暗な中でホタルの淡い緑色の光が点滅します。幻想的です。私達のそばへも飛んできて、本当につかめそうです。近所の人達、大人も子供も感動の声をあげています。みそそぎ川の近くには、ホテルや旅館も多くあり、その宿泊客でしょうか、観光客も大勢いました。
六月になると日本のあちこちから、ホタルのたよりが届きますが、京都では都市の真ん中でホタル観賞ができます。全国の中でも珍しいことと思います。
京都では他にも、下鴨神社の糺(ただす)の森、哲学の道、白川でも、ホタルが飛んでいるとのことです。例年6月10日ごろかと思います。ホタルの写真を撮るのは至難の業らしく、上手に撮れませんでしたが見て下さい。来年は挑戦するとポアロ(夫)は言っています。
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