菩提樹の花を見たことがありますか。今日訪れた浄土寺真如堂の本堂の前に、大きな菩提樹の木があり、ちょうど満開でいい香りを漂わせていました。仏教の三聖木(無有樹、沙羅双樹、菩提樹)の一つで、釈迦がその下でさとりを開いたといわれる木です。
菩提樹という木の名前は知っています。聞いたことはありますが、見たことはありませんでした。
シュ-ベルトの「菩提樹」は、中学校の時に習ってよく口ずさむ歌です。
「泉に添いて 茂る菩提樹
したいゆきては うまし夢見つ
みきには彫(え)りぬ ゆかし言葉
うれし悲しに といしそのかげ」
その菩提樹の花が満開の時に出会えました。まさに御縁を頂きました。ほのかに香る菩提樹の花です。夕方四時ごろに真如堂にたどり着いた私達は、しばらく菩提樹の下で、花の香りを楽しみました。
夕暮れでお参りする人は少なく、少し淋しいお寺の境内でしたが、近所の人が犬の散歩をしていました。
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