全国のほとんどの小中学校では、終業式が終わり夏休みに入りました。私も心ウキウキ弾んでいます。少子化になっている日本も、夏休みには子供達の姿が町のあちこちで見られます。子供達の元気な声も聞こえてきます。社会はいろんな世代で構成されています。世界一の長寿国となった日本ですが、高齢者ばかりが目立つというのは淋しい感じです。団塊の世代が仕事から解放されて、元気なシニアとして高齢社会をリ-ドしてくれていますが、何といっても未来を担う若者や子供達の存在が気になります。
私には孫がいません。私のすべての友人には、孫が何人もいます。夏休には里帰り里帰りと日本中に帰省ラッシュが起こります。友人達は「大変 大変」と言いながらも、子供家族が帰省するのを楽しみにして待っています。
父、母が健在だった頃は、夏休みになると、東京から車で何時間もかけて帰省しました。行き帰りの道中も旅行気分で楽しいものでした。甘えん坊の私は、子供ともどもこの時ばかりと大いに甘えました。スイカやとうもろこし、フル-ツポンチ、みんなの大好物を用意してくれる母のスケ-ルの大きさには、今も笑いがこみあげます。軽トラックで売りに来る大玉スイカをたくさん買って、納屋にころがせていました。とうもろこしは合宿所のように、田舎の家にはある大きなザルいっぱい茹でてくれました。フル-ツポンチは、何人家族かと思うほどたくさん作ってくれて、みんなお腹いっぱい食べました。楽しい思い出です。
今、孫のいない団塊夫婦と八十八歳という高齢のまんたん(義母)の三人は、静かな夏休みを迎えています。
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