2013年7月19日金曜日

親孝行(5)


 先日、ケアマネ-ジャ-さんの案内で、有料老人ホ-ムへ見学に行ってきました。介護付有料老人ホ-ムなので、最期迄安心して暮らすことができます。まんたん(義母)も一緒に行きました。

 立派な建物で入ってすぐのところに広い応接間があり、そこでパンフレットを見ながら説明を聞きました。超高級有料老人ホ-ムではありませんが、ワンランク上のリタイアメント・ホ-ムということで、入るなりその雰囲気が漂っています。まんたんは「ホテルみたい」と言って興奮しています。実は私は以前この有料老人ホ-ムへボランティアで寄せてもらっていたのでよく知っています。入居されていた何人かの人達と親しくお話をさせて頂いていましたが、皆様高齢の方達だったので、今はもうおられないようです。みなさんのお顔が懐かしく思い出されます。共用施設も広く立派です。廊下もゆったりしています。ダイニングル-ム、大浴場、多目的浴場(ウェルネス温水槽)、フッィットネスル-ム、理美容室、喫茶室、図書室、会議室、パソコンル-ム、カルチャ-ル-ム、カラオケル-ム、麻雀室、屋上庭園、どれを見てもゴ-ジャスです。八階建で102室あります。二人部屋も少しありますが、ほとんど一人部屋です。現在入居されている方は、圧倒的に女性が多いとのことでした。陶芸、俳句、書道、茶道、絵手紙、英会話など、サ-クル活動も活発に行われています。ワンル-ムタイプの居室から夫婦でゆったり過ごせる居室まで、7形式11タイプあります。3タイプの部屋を見せてもらいました。バス・トイレ付きで、家具、冷蔵庫、洗濯機などおける結構な広さでした。和室と洋室がある部屋は、ゆとりがあって一人住まいにはぜいたくな広さでした。このホ-ムは入居一時金のいらない月払い方式なので、年金がある人ならそんなに厳しい支払いではないように感じました。

 家へ帰って、まんたんに感想を聞くと「私には立派過ぎる、身分不相応」とのことで、高齢になり残りの人生を、毎日レストランで食事するようにおいしいものを食べて、好きなことをして趣味を楽しみ、優雅にゆったり過ごせるパラダイスでの生活を推薦しようとした、私達夫婦の目論見は消えました。

0 件のコメント:

コメントを投稿