先日久しぶりに京都へ行ってきました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、緊急事態宣言が出され外出自粛が要請され、三重の家に巣籠り状態の日々が続いていました。用事ができて緊急事態宣言の解除を待ち、やっと外出できることになりました。
久しぶりの京都は大都会でした。長年こんな大都会に住んできたことが、不思議に思えるほどの大都会でした。まず人の多さです。京都市役所の近くに住んでいるので、そのエリアは中心地です。たくさんの人がせわしそうに動いています。たくさんの車が行き交っています。そのスピード感は都会独特のものです。高齢者にとっては、目が回るスピードです。こんな都会でどんな毎日を過ごしていたのかと、数ヶ月前を思い出してしまいました。住まいは小さなマンション、部屋からは二つのお寺の借景が見えます。一歩出ると観光名所がたくさんあります。近くに鴨川が流れ、散歩するにも事欠きません。それに比べて三重の家は田舎です。近くにはたくさんの田があります。家の前を二級河川が流れ、遠くにはふるさとの山々が見えます。お城も見えます。小さいながらも庭があり、野草も含めいろんな花が咲き、メダカを飼い、アマガエルの合唱に耳を傾けます。いろんな鳥も訪ねてきてくれます。家に居ながらにして、自然界と触れ合うことができます。空気もきれいです。月や星も観察できます。爽やかな風が通り過ぎていきます。二か所暮らしは、経済的にも負担が大きく、シニアにとっては贅沢過ぎる暮らしです。今しばらくは続けようと思っています。今回は日帰りとんぼ返りでしたが、あとしばらくすれば移動も自由にできるようになると思います。
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