いろんなことに興味・関心・好奇心旺盛な私ですが、野良部、園芸部、生き物係には、疎い私です。野良部や園芸部では外野に回り、おいしいところはしっかりもらいます。生き物係は、エンドレスのような人間の世話があり、家族となった愛犬たちには、全身全霊で二十年近く身を捧げました。別れはつらく悲しいものですが、後悔はありません。そして今新しく、興味・関心・好奇心の対象が頭を持ち上げました。家系図です。以前簡単なものは作りましたが、もっと昔に遡って広げられないものかと思案中です。
若い時は暮らしに追われ、家系図というものには無頓着でした。その気があれば、早い時期から親や祖母、叔父、叔母たちに、いろんな情報をもらえたのにと、残念でなりません。名主と庄屋の違いはよくわかりませんが、地域を丸く治めるために尽力した先祖です。代官所へ陳情した際には判断を仰ぎ、その書類はずっと残されてきました。はっきりと読めるもので、ずいぶん前ですが、ポアロは父から見せてもらい説明を聞いたそうです。その際には、地域の古地図も見せてもらったと言っています。きれいな色分けがあり、少しも色あせていなかったそうです。私の記憶の中にある先祖は、五代前までです。親と祖父母は、期間の長短はあるにせよ、同じ時代を生きています。しかしその上の曽祖父母や高祖父母に関しては、写真や聞いた話に登場しただけです。古い菩提寺がありますが、過去帳も火災で焼失しています。戸籍に書かれているのは、新しい時代のものばかりです。ここで頓挫です。
NHKのファミリーヒストリーという番組では、よくここまで調べることができるものだといつも驚きます。そういう手立てがとれる道があるのでしょう。本家と分家、分家隠居についてもよくわかりません。死者と生者が交信できるのであれば、父に電話をかけて教えてもらいたいものです。歴史が大好きで、一人息子として家をしょってきた父は、知の宝庫でした。返す返すも、無関心でいたことを残念に思います。
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