ひょんなことから家系図に興味を持ち調べましたが、頓挫してしまいました。自分が生まれた家の歴史は、五代前までしかわかりません。戸籍に書かれていることしかわかりません。菩提寺にあるはずの過去帳が、火災によって焼失しているので、お手上げ状態です。そこで父が冗談で言っていたことを思い出しました。「北畠の子孫」という言葉です。今度は、家系図から郷土の歴史に興味が起こりました。早速本を読んでいます。
私のふるさと三重県松阪市では、平成11年(1999)に大きな発見があり、全国的に注目を集めることになりました。古墳の発掘調査で、船形埴輪が見つかりました。現在は、宝塚古墳公園として整備され市民の公園になっています。宝塚古墳は、一号墳と二号墳からなっています。宝塚一号墳は、伊勢地方で最大の前方後円墳です。まわりから140点もの埴輪がほぼ当時の位置で見つかりました。宝塚二号墳は、「帆立貝式」と呼ばれる前方部が短い古墳です。古墳の規模や形、見つかった埴輪の特徴から、一号墳は、約1600年前(5世紀初め)につくられた伊勢地方の王の墓であると考えられています。二号墳は、その後継者の墓(5世紀前半)と考えられています。
ふるさとの歴史が面白くなってきました。遠い遠い昔に思いを馳せたいと思います。
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