2019年1月29日火曜日

Kyoto art for tomorrow


 先日京都三条通りにある京都文化博物館の前を通った時に、たくさんの人だかりに誘われて中へ入りました。別館は、明治39年(1906)に竣工した日本銀行京都支店です。明治を代表する洋風建築として昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定されました。当初の姿に修理復元し、保存するとともに無料で公開しています。ホール内では展覧会や音楽会も開催されています。


  この日は京都を中心に活動する新進の若手作家を紹介し、京都から世界へ発信していくことを目的として開催されたArt展の初日でした。ホール内には、圧倒されるほどの大きな恐竜もあります。中央部にはゴミのようなプラスティック製品が山積みされています。よく見ると子どもたちの大好きなアニメのキャラクターたちです。その数はすごいものです。色分けがされて青、黄色、緑、ピンクなど大きな流れを作っています。大きな恐竜もすべてゴミのようなプラスティックから作られています。












ホール内には、子どもたちもたくさんいます。子どもたちの目がキラキラ輝いて、作られた作品に興味津々です。私が知っているアニメのキャラクターもたくさんいます。アトム、ドラえもん、キティちゃん、ミフィーちゃん、スーパーマリオ、ピカチュウ、ちびまる子などですが、子どもたちはもっとたくさん知っていると思います。誰かの台詞で「ゴミは芸術だ」というのがありますが、このArt展を観ていると本当にその通りだと思いました。凡人の想像をはるかに超えて芸術を創造しています。この大作は藤浩志「ジュラ紀から受け継ぐ」という題がついています。今問題になっているプラスチックごみの危険性を訴えているようです。それをこのキャラクター達を使って表現しています。面白い発想だと感じました。とても面白かったです。開催期間は2月3日までです。 


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