近所のチコちゃんは元気な4歳の女の子です。先日チコちゃんのおばあさんから聞いた話です。おばあさんには、息子さんが一人います。その息子さんが結婚して数年たってからチコちゃんが生まれました。息子さん夫婦は共働きをしています。おばあさんはチコちゃんの家から車で15分ほどのところに一人で暮らしています。チコちゃんたちとは同居していません。チコちゃんは毎日保育園へ行きます。核家族なので、保育園への送り迎えは両親がしています。仕事の都合で両親ができなくなった時には、おばあさんの出番です。孫であるチコちゃんの子育て支援を頑張っています。そして土日はおばあさんの家で、チコちゃん一家は過ごします。両親やおばあさんにかわいがられて、チコちゃんはすくすく育っています。チコちゃんは、おばあさんのたった一人の孫娘です。おばあさんの息子さんも一人っ子でした。息子さんにとって、チコちゃんはかわいいかわいい一人娘です。チコちゃんを自分の理想どおりに育てたいと思っておられるようです。チコちゃんの食べる物にも気をつけてしっかりチェックしているとのことです。甘いお菓子も食べさせないようにしています。
ある日、4歳になったチコちゃんは爆発しました。「おとうちゃんはうるさい!」と言ったそうです。その話を聞いて、私は「チコちゃん偉い!」と思いました。おばあさんやおかあちゃんが同じ台詞を言ったとしたら、きっとけんか勃発だと思います。チコちゃんのひとことで、おとうちゃんは苦笑いしながらもぎゃふんとへこんだのではないでしょうか。小さいながらもきちっと真実を見ているチコちゃんがいます。今さらながらこんな手があったのだと思っています。小さな子供の口を借りて「うるさい!」と言えばよかったと。
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