よいお天気に誘われて秋のドライブに出かけました。家の前を流れている二級河川に沿って上流へ少し走ると、ふるさとの山のふもとです。家からいつも眺めている山々が、すぐそこにあります。この日は朝方まで雨が降っていたので、山は雨にあらわれてみずみずしく、木々の緑がとてもきれいです。気温も25℃でとても爽やかです。稲の刈り入れも終わり、枝豆が植えられているところでは、あと少しで収穫という様子です。二級河川から東方向へ曲がると、三重県の中部を流れる一級河川櫛田川に出ます。
道は整備され、国道と国道を結ぶ県道も立派なものとなっています。私達は、県道からかつての街道と思われる道へ入りました。
小さな集落が、街道に沿って続いています。大きな田舎の家や蔵が昔の繁栄を思わせます。今は高齢者だけが取り残されているかのような村の雰囲気です。庭の隅にある柿の木が、たくさんの実をつけて収穫を待っています。コスモスも咲いています。金木犀が満開で、いい香りが漂っています。村の中をゆっくり走るだけで、たくさんの秋を見ることができました。大都会とは違う地方の田舎の風景は、心和む、心落ち着く場所のように思います。人の心の再生には素晴らしい場所だと思いました。
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