今日は体育の日です。私が住んでいる京都で昨日区民体育祭が開かれました。会場は河原町通りと鴨川の間にある銅駝美術工芸高校の運動場です。歴史は古く、今年で107回目の体育祭です。銅駝学区には、16の町があります。少子高齢化によって人口減少になっていたのが、マンションができてきたおかげで住民は増えつつあります。町によって子供の数に差があります。私のマンションも築17年となり、小さかった子供達も高校生となっています。新しく入居されたお家に、小さな子供さんがおられる程度で、小学生は四人です。体育祭に参加されるシニアの方も減っています。私達は今まで仕事で飛び回っていたので、体育祭に参加したのは数回しかありません。少し落ち着いてきた暮らしとなってきた去年から、体育祭に参加しています。元高校の体育の教師をされてきた八十二歳の男性を筆頭に、地域の自治連合会でお世話をしてくださっている七十七歳の男性と、次は私達団塊世代です。そのあとは、私達の娘・息子世代です。そして孫世代へと続いています。幼児の部、小学生の部、中学生から一般の部、六十歳以上と分かれています。私達は一般の部で五つ、六十歳以上の部で一つの、計六つに出場しました。100m競走や200m競走、400m競走、混合600mリレーに出るのは不可能です。この競技は若い人達に譲るしかありません。
前日の朝まで雨が降った運動場では町別に、ベンチが割り振られています。テントも各町で用意されています。開会式に続き、ラジオ体操です。久しぶりのラジオ体操は気持ちよいものです。空は雲一つない青空で、秋晴れの素晴らしいお天気です。清々しい気持ちになります。
競技種目が進んでいきます。いくつもの種目に参加して、勝ち負けより参加することに意義ありと自分を納得させます。とにかく楽しく参加して、体育祭を楽しむことが大切です。どの競技もとても楽しかったです。玉入れは、カゴの高さがとても高くて、入れるのは難しかったのですが、二個入れることができました。私のチームは全部で十二個しか入りませんでした
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綱引きは、相手方チームには若い人が多くて、こちらはシニアが中心だったので、力の差は大きく負けてしまいました。私のマンションもたくさんの人が体育祭に参加すれば、一つぐらいの競技にしか出られないと思います。いろんな理由があると思いますが、地域の行事に参加される人は減っています。去年に続き、今年も多くの競技に出場できました。おかげで賞品をたくさんもらって、少し気がひけました。
夜はマンションの集会室で、足洗い会(打ち上げ兼反省会)がありました。私は久しぶりの参加です。子供と大人に分かれ、お寿司やピザ、お菓子、飲み物が出ます。ビールも出るので好きな人は嬉しそうです。大人は15人ほどです。年に一度の足洗い会です。飲んで食べて、しゃべって、和気あいあいの雰囲気です。話題が次から次へと広がります。私も話題をいくつか提供しました。おしゃべりの人、静かな人、個人差いろいろですが、同じ住民ということで、共通項があります。住みよい地域を目指して、より良い地域をめざして、目的は同じです。こういう場はとても有意義で、先輩方の人生経験や、智慧を拝聴する良い機会です。皆さんのお話が面白く、楽しい時間を過ごしました。六時から始まり、八時に終わる予定が、いつのまにか十時となり盛り上がりました。
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