2017年10月26日木曜日

思い出-2(イタリア・フランス)

 大学の自動車部の同窓会に出席したポアロは、皆さんと徳島県鳴門市にある大塚国際美術館へも行きました。世界初の陶板名画美術館です。パンフレットには「古代壁画から世界25ヶ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで、至宝の西洋名画を原寸大で1000余点を原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます」と書かれています。日本最大級の常設展示スペースがあります。ポアロの話では、イタリアのパドヴァにあるスクロヴェー二礼拝堂のジョットのフレスコ画に感動したそうです。私達は七年前に行きました。実物大で本物そっくり、いえ本物が復元されているのです。天井は実物大で高く見上げると首が疲れるほどです。現地の外観写真は残っていますが内部はカメラ禁止で残っていません。湿度管理がされていて30人程が10分交代で中に入ったのを思い出します。

イタリア パドヴァ スクロヴェー二礼拝堂 2010

大塚美術館の実物大礼拝堂 ジョットのフレスコ画

同じくイタリアのミラノの「最後の晩餐」は、修復前と修復後の両方があったそうです。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。私達が七年前に行った時は修復中で見ることはできませんでした。

修復前と修復後が対峙して展示してあります

パリ、ルーブル美術館所蔵の「モナリザ」もレオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。私達は二十三年前に家族四人で初めての海外旅行でパリへ行った時に見ています。

ルーブルではこの前は満員でした

そして今年の夏に訪れたフランスのジヴェルニーでは、モネがたくさん描いた「睡蓮」が咲く睡蓮の庭を見ています。モネの「大睡蓮」が外部の庭にあったそうです。日本に居ながら世界の美術館を回っているような錯覚を覚えるのではないでしょうか。現地で見たという経験はなお一層の感動につながることと思います。

モネの睡蓮は外部に展示

 その後宿舎にはいって昔青年、今も青年の十一人は、一人10分の近況報告をしたそうです。ポアロは今年の夏の、我が家にとっての一大事を動画とともに話したそうです。フランスの北プロヴァンスの、周りをぶどう畑に囲まれた田舎での結婚式とパーティーについてです。心あったまる娘と彼の手作りのものでした。友人たちはかつて見たことがなく、初めて見たもののようです。娘と彼の写真には「幸せが溢れている二人の表情だね」と絶賛してくれたそうです。国際結婚も身近にはいなくて珍しいことだったようです。全員が近況報告をして、最後に優秀賞が発表されました。なんとポアロが賛成多数で優秀賞をもらいました。賞品は、大塚国際美術館で買ったというFolding Bagです。ゴッホのひまわりの絵柄です。お土産として私がゲットすることとなりました。皆さんに感謝するとともに、「皆さんすみません!」です。



何年も前のことですが、ゴッホの足跡を訪ねて、ゴッホが滞在し、いくつもの絵を描いたフランスのアルルへも行っています。「はね橋」の現地へも、ゴッホが入院していた病院跡へも行きました。黄色の建物、カフェへも行きました。ゴッホの絵「ひまわり」も大好きです。今回のポアロの同窓会出席により、懐かしい旅を思い出しました。

2003年に行ったアルル ゴッホの跳ね橋

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