今の時期は修学旅行たけなわです。京都は全国から来ている小学生、中学生の修学旅行の子供達でにぎわっています。先日買い物に出た帰り道のことです。京都市役所の前、河原町御池の交差点で信号待ちをしている時、学生服を着た中学生に声をかけられました。「アンケートをとらせて下さい」とのことです。手にアンケート用紙を持って、質問した答えを記入しています。「福井へは何回ほど行かれましたか」「福井県で知っている場所、地名はありますか」などいくつか聞かれました。
修学旅行も昔とはずいぶん様変わりしているようです。私の修学旅行といえば、その地の観光名所を回るだけでした。今はそれに一つ二つ加えているものがあるようです。私が聞かれたアンケートもその一つです。京都には外国からの観光客も多いので、英語でコミュニケーションをとるというのをしている学校もあるようです。「一緒に写真を一枚撮らせて下さい」というのもしているようです。京都には伝統産業も多くあります。その一つを選んで、体験するというのも人気があるようです。清水焼、西陣織、お菓子作りなど、テレビでの報道を見たことがあります。少し変わったものでは、座禅体験もあるそうです。子供たちが修学旅行で見聞を広め、いろんなもの、いろんなことに、興味関心好奇心を持ってくれるのは良いことだと思います。京都の町に修学旅行生の姿があふれ、活気づいています。