日が過ぎるのが本当に早くて、ゴールデンウイークから早くも一ヶ月以上が経ってしまいました。ゴールデンウイークに合わせて、京都駅にあるデパートでフランス展が催され、出かけました。フランス在住の娘の知り合いが出店するので、「時間がとれたら行ってあげて」との連絡があり、二人で出かけたのでした。
フランス展は、デパートの十階にある催物会場で開かれました。フランス料理にワイン、紅茶、パン、デザート、雑貨など、会場にはたくさんの店が並んでいます。娘の知り合いはフランス人男性です。日本人女性と結婚して、東京に住んで十年です。日本語はペラペラと聞いていたのでフランス語ができない私達は、安心して出かけました。彼はハーブティー専門の輸入会社を立ち上げ、プロヴァンス地方のハーブティーを販売しています。ハーブティーといってもいろんな種類があります。フランス、プロヴァンスと聞いただけで、日本では知名度が高く、人気を呼ぶそうです。知人の女性を思い出します。彼女は紅茶教室に通い、紅茶ツアーに参加し、紅茶のプロになりました。年に数回フランスへ行って、自分の気に入った雑貨を買って帰り、小さなお店を持つまでになりました。フランス大好きな女性です。娘の知り合いが出店しているという、プロヴァンスのハーブティーの店を探して会場を回りました。すぐに見つかりました。フランス人男性は、ハーブティーについての説明をお客さんにしているところでした。熱心なお客さんは、説明を聞いていろいろ試飲もされています。しばらく待ってから声をかけました。たいそう喜んで下さり、娘の話題も出て、お話しをしながら、ハーブティーの説明を聞き試飲もして、贈答用と自宅用とを買いました。記念にと一緒に写真も撮りました。
彼は、リヨン大学の日本語学科で勉強したそうです。その時に留学で来ていた日本人女性と出会い、結婚し、日本へ来て、タレント業もしたり、いろんな仕事をして十年経ったと言っていました。デパートでのフランス展は、全国の主要都市を回るとのことで、後日「今は長野でフランス展をやっています」と、メールが届きました。初対面でも日本語ですぐ打ち解けられる気さくなフランス人で、優しそうな青い目が印象的でした。小さな国際交流をしたようで、爽やかな気持ちになり会場をあとにしました。
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