用事が午前中に終わったので、地下鉄で天王寺へまわりました。大阪市の南エリアの中心地です。通天閣や四天王寺、日本一の高さを誇るあべのハルカスで有名なところです。明治42年(1909)に開設された天王寺公園には、美術館、動物園、植物園、旧住友家の名園慶沢園、エントランスエリア「てんしば」、などがあります。総面積約28万㎡の広い公園です。去年NHKの大河ドラマ「真田丸」で有名になった茶臼山も公園の一部です。四十五年ほど前ですが、私達はデートで三歳の姪を連れて、天王寺動物園へ行きました。三重から車で出かけました。遠い日の思い出です。
駅地下で昼食のあと美術館へ行きました。ポアロの友人が美術館での国展に出品しているとの情報を得て見にきたのでした。天王寺公園は最近整備され、動物園、植物園とこの美術館以外は広大な芝生広場「てんしば」と名付けられ小さな子供たちがたくさんお弁当を食べていました。
これが「てんしば」です |
ベビーカーに扇風機 |
動物園も改装されてきれいになっています |
「てんしば」と美術間の間には武家屋敷の門があります。町の中にあった黒田家の門を移築したそうです。
明治時代にはこの周辺一帯が住友家の屋敷だったそうで、その後市に寄贈され、庭園が慶沢園として残っています。
この美術館も住友家の本宅があった場所で昭和11年にできたものだそうです。
歴史のある立派な美術館で展覧会を見たあと広い公園を散策しながら、北側の茶臼山へ登りました。山という名がついていますが標高26mで、大坂冬の陣では徳川家康が、夏の陣では真田幸村が本陣を置き、戦った歴史の舞台です。その頃は周囲に高いものは無く、大坂城がよく見えていたことでしょう。大坂城方向という案内板がありましたが、たくさんの高いビルに邪魔をされ見ることはできませんでした。背の高い木々がたくさんあり、山を感じさせましたが、なぜか大半がクスノキでした。
池の向こうが茶臼山です |
この橋の上でポアロが5歳のころ撮った写真が残っています |
ハルカスと通天閣は茶臼山からもよく見えます。
次に茶臼山を下りて、真田幸村最期の地である安居神社へお参りしました。昨年ブログにも取り上げましたが、去年は我が家も真田丸フィーバーで、真田丸のおっかけであちこちへ行きました。燃えた一年を思い出します。
この安居神社で最期を遂げたそうです |
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