毎週日曜日の夜にNHKで放送されている「ダウントンアビー」を楽しみにして観ています。イギリスのドラマです。以前ブログに書きました、イギリスの大女優マギー・スミスさんは、八十歳を超えてなお元気で現役女優を続けておられます。もう一人私のあこがれる大女優さんがいます。このドラマを見始めた時から、ファンになりました。家政婦長のヒューズさんです。物腰が柔らかく知性を秘めて慈愛にあふれています。今までずっと独身できましたが、最近執事のカーソンさんと結婚しました。その結婚生活の一部が、ドラマの中に出てきます。カーソンさんは、大きなお城のすべてに目を配り、粗相のないように気を張り巡らしています。仕事を完璧にこなしています。人間的にも立派で、貴族であるクローリー家に忠誠を誓い仕事をしています。カーソンさんとヒューズさんは、クローリー家に仕える人間として、パートナーでありお互いに尊敬し愛情も育っていたのです。お互いに理想の人と思い、年齢においても人生経験が豊富ならではの心の広い寛容な人ととらえ、念願の人と結婚し順風満帆のスタートでした。カーソンさんは、執事としてたくさんの使用人の上に立ち、注意したり指摘したり指導するのが当たり前になっています。仕事が全人格を作っています。ヒューズさんも、家政婦長としてたくさんのメイドさんを束ねています。知性を秘めているので出しゃばることはしません。慈愛でことを進めます。こんな二人が結婚したのです。結婚生活はどんなに理想的なものかと観ていた私は
カーソンさんにがっかりしました。彼の仕事での完璧といえる癖が、日々の家庭生活に出始めたのです。料理について、ベッドメーキングについて、細かいことまで、指示をするようになってきたのです。ヒューズさんは、今のところ怒らずに聞き入れていますが、カメラは彼女の表情を映し出しています。カーソンさんの発言に驚き、あきれている表情です。近々もめ事が起きるような予兆を感じます。ドラマでありながら、結婚生活の難しさを上手に描いていると思います。テレビを観ていて、ヒューズさんのファンである私は、彼女の気持ちがよくわかるので、ヒューズさんを応援したいと思います。こんな気持ちでいた私は、ヒューズさんの夢を見たのです。夢に理屈はありませんが、カーソンさんと違う夫と夫婦で登場し、私達が観光案内をして、楽しく親しくドライブをしているいという夢でした。本当に夢は不思議なものです。
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