2017年6月20日火曜日

一時間で大都会(大阪へ‐一心寺)

 天王寺公園にある美術館、茶臼山、そしてその近くにある安居神社へ寄ってから、茶臼山のふもとにある一心寺へまわりました。一心寺の歴史は、1185年浄土宗宗祖・法然上人がこの地を訪れたことに始まります。お寺に近づくにつれたくさんの人出です。私達は知らなかったのですが、この日はお骨佛開眼供養が行われていたのです。たくさんの人のお骨で仏様がつくられるのです。十年に一つ仏様が造立されます。宗派を超えて、開かれたお寺として、お骨佛は大阪では有名で、分骨される家が多いそうです。義父も分骨して、お骨佛になっています。今から四十年以上も前のことです。




大きなこのお寺の住職は、建築家でもあるので、古いお寺でありながら、時代を牽引するような近代的建造物を次から次へと建てられました。三千佛堂は、ホールを兼ね備えたものでその代表的なものです。建築の本にも取り上げられたそうです。




境内に、人目をひく大きな立派な木があり、紫色の美しい花がちょうど満開でした。見たことのない花です。その美しさに誘われてそばへ行くと、ジャカランダと書かれていました。中南米原産で六月に咲く花とのことです。青紫色の花は、神秘的で本当に美しく見とれてしまいました。




ノウゼンカズラもジャカランダの仲間のようです
今までにこの花を見たことはありませんが、名前は聞いた気がします。すぐに思い出しました。さだまさしの歌に「ジャカランダの丘」というのがあり、昔よく聴いたものです。今回偶然にもお骨佛開眼供養に遭遇し、満開のジャカランダの花を見ることができて感動しました。

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