2017年5月26日金曜日

野良部の初物

 野良部の部長(娘)が、秋に植えたイチゴが育ち赤い実をつけました。真っ赤になったイチゴが、一つ二つ三つとなり、いよいよ収穫の時です。今までに食べられる物として、大根、玉ねぎ、さつまいも、大豆を育ててくれて、食卓に並びましたが、今回のイチゴは初物です。一粒の真っ赤に熟したイチゴを口に入れるのは、感動です。とっても甘く、採れたての新鮮さが口いっぱいに広がります。

 




四株植えたそうです。秋から冬へ、寒い日には雪をかぶり、春が来るのを静かに待ちます。春になると緑の葉が伸び、蔓が伸びどんどん育ちます。かわいい白い花が咲きます。実の姿はまだありません。蝶々がたくさん飛んでくるわけではありませんが、いつのまにか受粉されたようです。大きく育った葉の下に実の姿が見えました。赤く色づき始め、真っ赤になり、今日の日を迎えました。全部でいくつほど実をつけるのかわかりませんが、楽しみです。
 イチゴの思い出は、子供時代に遡ります。母が植えたイチゴ畑が思い出されます。採り放題、食べ放題、ムシャムシャ、パクパク、何も考えずに当たり前のようにお腹いっぱい食べました。
 イチゴの思い出は、東京暮らし時代に遡ります。社宅の近くのイチゴ畑の会員になり、持ち分のイチゴを収穫しました。子供達は大喜びで、夕方になると毎日イチゴ採りに家族で出かけました。東京都内といっても、近くには畑が広がり、栗林もあり、武蔵野の面影が強く残っている環境でした。

 そして今、娘が育てたイチゴを食べています。感謝しながら。



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