本満寺をあとにして、少し北側にある御霊神社へ回りました。時々初詣に来ている神社です。御所の北側にあり御所の鬼門方向を鎮護している神社です。南側に下御霊神社があるので区別するときは上御霊神社といっています。最近ニュースで知ったのですが、御霊神社ではアヤメの一種である一初(いちはつ)が見頃との情報です。その情報を得ての参拝となりました。一初という名前は初めて聞きました。南側の道路に面した外堀に、紫色のたくさんの一初が満開を迎えています。
花はさわやかな青紫です |
なじみあるアヤメの背丈に比べ、低く小ぶりな感じです。かわいい感じです。一初の群生は見事です。神社の境内にも一初が植えられていました。アヤメの種類の中で一番最初に咲くので一初と名付けられたそうです。4月20日に紹介したシャガに似た花です。場所によって成長に差があるようで、もうすぐ開花するというつぼみの一初もありました。
私達が神社へ入ろうとしたその時、山門から黒塗りのハイヤーが出てきました。新郎新婦が乗っています。上御霊神社で神前式を挙げ、披露宴に場所移動されるようです。めでたき佳き日に遭遇して、嬉しく気持ちがほっこりしました。幸多からんことを祈りました。春は始まり、樹木も花々も、命の息吹が一斉に声高らかに歌い出すようです。
境内では5月18日に行われる御霊祭の神輿渡御の準備が進められていました。神社の広報誌によると今話題になっている「有名だがよくわからない応仁の乱」の勃発の地だと書かれています。「今年が応仁の乱勃発550年」の年に当たるようです。あらためて勉強しようと思います。
子供みこしも立派な造りです! |
昨年私たちが京都御所で天皇・皇后陛下と遭遇したその日はこの御霊神社の神輿を見学されていたそうです。
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