先日コンビニで買い物をした時のことです。いくつかの飲み物やお菓子を買おうと思ってレジへ行きました。電子マネ―カ―ドでの支払いです。若い女性店員が「残高、不足しています」と言うので「ここでチャ―ジできますか?」と尋ねて私は一万円をチャ―ジしました。そのあと彼女は商品とその領収書であるレシ―トをくれたのですが、チャ―ジした領収書はくれません。彼女はそのレシ―トを店長と思われる年配男性に「あのこれ」と言いながら見せています。私はわけがわからないまま、チャ―ジした領収書はもらわないとと思っていたところ、店長らしき男性が「とりあえず領収書お渡しします」と私に言い、カゴを手に持ってあわてて店内を走っていきます。私は領収書はもらったことだし帰ろうかと思いましたが、店長らしき男性の不可思議な行動を不審に思い、女性店員に「もう帰っていいですね」と言うと「ちょっとお待ち下さい」とのことです。何が起こっているのか何も知らない私は、何事かしらと思いながら待ちました。数分後、男性は汗をかいて戻ってきました。「お待たせしました。どうぞこれを」と言いながら、缶コ―ヒ―にチョコレ―ト、クッキ―を渡してくれたのです。私は恐縮しながらも突然プレゼントをもらって、予想していなかっただけに嬉しく、お礼を言ってコンビニを出ました。それでも何故プレゼントをもらったのかまだわかりませんでした。家へ帰ってから、チャ―ジのレシ―トの下の方に「抽選でプレゼント」と書かれているのを発見し納得しました。私がチャ―ジしたそのことが、当たりくじとなりプレゼントが出たのです。女性店員も店長らしき男性も、そのことについての一言はありませんでした。チャ―ジと抽選とプレゼントの情報を、何一つ知らなかった私がおめでたき人なのでしょうか。女性店員も店長らしき男性も、私が全てを知っていてチャ―ジしたものと思い込んでいたのかもしれません。「当たりですのでプレゼントがあります」の一言を聞いたら、私は全てを理解できたと思いますが、笑い話のような光景でした。
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