京都では数年前から外国人観光客が急に増えて神社仏閣などの観光地はもちろん、バスに乗っても外国人の方がいっぱいで運転手さんも対応に四苦八苦の状況が続いています。アメリカの旅行雑誌では昨年まで2年間京都が第1位に選ばれていましたが今年は6位に下がってしまいました。その理由は観光地では人が一杯でゆっくり見ることができないということとホテルなどの宿泊予約が取れないということらしいです。私たちもヨーロッパの観光地に行った時に美術館などが長蛇の列で見られずがっかりしたことや、予約が必要だったりすることがありました。京都市も民泊は禁止していますがホテル新設を民間にもお願いしている状況です。今年になって近くでもゲストハウスが数件、新設・改築が始まりました。
住宅の多い地域にもゲストハウスが工事中 |
ホテルについては鴨川沿いの眺めのいい場所に昨年着工したホテルがまもなく竣工しそうです。
河原町沿いでは古い映画館が20年ほどそのまま放置されていたのが急にホテル新設の工事が着工しました。河原町から木屋町までの細長い敷地です。さらにそのすぐ近くでは小さな敷地にもかかわらずホテル工事が着工しました。
奥行きの長い敷地です(もとは映画館) |
狭い敷地ですがホテル着工 |
河原町に以前からあったホテルも解体しての全面建て替えが着工しました。
寺町京極では古い映画館と銭湯、スーパーが解体されてホテルとして今年の夏に部分竣工、残りは来春オープンのようです。
寺町通側は部分的に竣工 |
京極六角の公園前はもう少しで竣工(もとはスーパーダイエー) |
烏丸御池では元NTTの古い建物を周囲に残してその中庭に大型のホテルが着工しています。さらに昨日のニュースでは清水坂近くにある市の小学校跡地の開発募集をしたところ、既存建物を残したホテル計画が採用されたとのことです。その記事では宿泊は10,000室不足しているとのことです。
ホテル以外でもおもてなしの対策は市も民間も色々と必要だと思います。
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