お出かけ東京への2日目は、少し足をのばして鎌倉へ行きました。大井町から京浜東北線に乗り、横浜で横須賀線に乗りかえ北鎌倉へ行きました。30年ほど前東京に住んでいたころ、小さい子供たちを連れて車で来ているのですが、記憶はぼやけています。北鎌倉駅は小さな駅です。たくさんの人がここで降りました。ほとんどの人が観光客で外国の方もたくさんおられて驚きました。
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簡素な駅ですが観光客でいっぱいです |
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円覚寺はすぐ近くです |
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東出口は簡素な改札で無人でした |
駅からすぐのところにある円覚寺を目指します。円覚寺は臨済宗円覚寺派本山で1282年(弘安5年)に創建されました。開基は鎌倉幕府の執権北条時宗です。石段を少し上り、山門をくぐると山を背にした広々空間が広がっています。
この日はたくさんの子供たちが遠足で来ており、山門の周囲でにぎやかにお弁当を食べていました。境内での飲食を禁じている寺社仏閣が多い中、円覚寺の寛大さに驚きました。
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遠足の子供たちがいっぱいいました |
仏殿で本尊の宝冠釈迦如来を拝観し、たくさんある建物を見ながら参道を進み、一番奥にある国宝の舎利殿を見て折り返しました。
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仏殿 |
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宝冠釈迦如来 |
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鎌倉は岩山に囲まれています |
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広い境内にも岩が露出しています |
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教科書でおなじみの国宝円覚寺舎利殿 |
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30年前に御朱印をいただいた「佛日庵」 |
方丈で中に入り建物を見学して、お庭を見て一休みしました。
そのあと小津安二郎映画監督のお墓へお参りしました。墓碑には「無」と刻まれています。墓前にはお花やお酒が並んでいます。墓地は円覚寺の高台にあるので見晴らしは抜群です。先日ブログで書きましたが、彼が少年から青年にかけて過ごした三重県松阪市という共通項を感じて、感無量になりました。その近くには木下恵介映画監督のお墓もあったのでお参りしました。小豆島を舞台にした「二十四の瞳」は子供のころの記憶を呼び戻します。小豆島のロケ地にも以前行っています。映画の巨匠お二人が鎌倉の地、円覚寺に眠っておられるのは偶然でしょうか?
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小津安二郎監督の墓 |
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木下恵介監督の墓 |
円覚寺で2時間近く滞在し、次のお寺へ回りました。
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