そろそろ蛍が姿を見せる頃かなと思っていたところ、蛍が飛んでいるとの情報を得て早速出かけました。毎年家の近くのみそそぎ川(鴨川の側流)で見るのですが、今回は白川まで足を延ばしました。
白川は、淀川水系鴨川支流の一級河川です。流域のほとんどは、京都市東山区、左京区にあります。南禅寺の近くで琵琶湖疏水と合流し、平安神宮神宮道西で琵琶湖疏水と分かれ、東山区知恩院の西側を流れて、四条通の北側で鴨川に出ます。
私達は暗くなるのを待って、蛍を探しながら白川沿いに散歩しました。祇園白川沿いは、観光名所となっています。春は桜で、夜桜ライトアップもあり多くの観光客を集めています。知恩院古門前まで歩きましたが、蛍の姿はありません。
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3月に写した知恩院古門 |
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古門前の白川一本橋 |
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この日の一本橋、蛍は見えず |
祇園の方まで戻りかけたところ、カメラを三脚に立ててシャッターチャンスを待っている男性に出会いました。早速ポアロ(夫)もカメラを構えます。祇園白川の少し手前の、水草がかたまって茂っている場所でした。蛍の点滅する光が少しですがあります。あまり元気さはありません。7~8匹は確認することができました。短い距離ですが飛んでくれました。
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3匹、実際は真っ暗です(カメラの感度をいっぱいあげて) |
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少し横に移動 |
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たてにすーっと移動 |
遠い昔のことですが、ふるさとでたくさんの蛍が飛び交い、まさに乱舞する蛍を見たことがあります。最近ではそんな光景に出会っていません。都会の中を流れる小さな川で、ひっそり飛んでいるような蛍を見た気がしました。
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