2015年6月13日土曜日

日仏交流

 京都市は古都というつながりでパリ、ケルン、キエフ、ボストン、西安などと姉妹都市の提携をしています。一方京都府は友好提携州省ということでアメリカのオクラホマ州、中国陜西省、イギリスのエディンバラなどと提携しています。先日の京都新聞のニュースで京都府は南仏のラングドック州(人口267万人)と提携のため山田知事が州都モンペリエを訪問し提携の調印をしたとのことです。観光資源の相互PR、教育分野では府立医科大とモンペリエ大学、京都大と仏国立農業研究所、ワインと日本酒、茶の輸出入などで交流を深めるようです。


高校でのレセプション
 娘が13年住んでいるモンペリエと私たちが住んでいる京都が友好提携するというのは本当に偶然で広い世界の中で数少ない確率だと思います。数年前に知事がモンペリエを訪問し娘もパーティーに出席したり、昨年は文化交流で京大の人たちや京都伝統工芸の職人さんたちが現地でデモンストレーションをする場面で通訳をしたりという状況を聞いて提携調印が近いと思っていました。
 南仏モンペリエは私たちも3度訪れましたが年間300日は晴れるといういかにも地中海的な気候です、旧市街地はローマ時代の遺跡も残る石積みの家がたくさん残っています。郊外はほとんどブドウ畑とワイナリー、海岸は塩田が広がり対岸はアフリカとなります。梅雨時の日本にいると南仏の青空が目に浮かびます。以下は5年前の写真ですが見てください。

マリア伝説のある海岸の古い教会

ブドウ園と遠くに海岸のリゾート

海岸の潟にはフラミンゴ


ローマ時代の遺跡 

国鉄のモンペリエ駅

国立オペラ座とコメディ広場








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