ちょうど一年前の今頃に出会ったエストニアの方からメールが届きました。その時ブログに書きましたが、エストニア男性との出会いです。
家の近くの和食の店で、席が隣だったことから会話が始まりました。音楽の話で盛り上がり、食事のあと狭い我が家へ招待しました。短い時間でしたが、有り合わせのデザートでもてなしました。私達の未熟な英会話力で、異国の人と意思疎通できたことに、感動し興奮しました。お互いに興味関心を持っている音楽について、話せたことはとても嬉しいことでした。そしてエストニアという国について、相撲界の把瑠都の出身国であるということしか知らなかった私達が、他のことについても知ることができました。地理的にも、知識の上でも、遠い国というイメージが強かったエストニアが、この男性との出会いで身近に感じるようになりました。
バルト三国の一番北側 エストニア |
世界遺産 タリン歴史地区 |
世界中がネットで結ばれている現代社会ですが、インターネット電話無料サービスとして、Skype (スカイプ)が開発されたのはエストニアです。私達はこの出会いをきっかけに、エストニアについて勉強しました。首都はタリンということ、美しい国ということ、世界遺産に登録された文化遺産が二件あるということなどを知りました。1991年に独立するまで、波乱の歴史を持った国だということも知りました。
そして最近知ったのですが、NHK交響楽団首席指揮者に今年の9月から就任するパーヴォ・ヤルヴィ氏はエストニアの出身です。首都タリンの生まれで、音楽の名門一家の出で、父と弟も世界的指揮者として名高いそうです。N響ファンのポアロ(夫)は、今年二月に彼が指揮をしているN響定期公演を観て、そのニュースを教えてくれました。ますますエストニアが身近に思えてきます。
今回届いたメールには、懐かしい一年前の写真が添付されていました。
「To be honored
to be a guest in your home in Kyoto was one of the highlights of my trip to Japan
last year. Thank you once more for this.」
とても律義な彼の人柄が込められています。一期一会かもしれませんが、人との出会いに感謝です。
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