いよいよ春ですね。高知で3月21日に桜が開花し、あと一週間もすれば、あちこちで開花し、桜前線が北上します。
日本人にとって花といえば桜、桜といえばソメイヨシノですね。桜に魅かれる日本人の心は、侘び寂びの心に通じるものかもしれません。きれいに花を咲かせ、人を楽しませたかと思うと、いっせいにハラハラと散っていく。花吹雪となれば、桜の花びらが舞っているかの風情です。
春は、別れと出会いの季節です。入園、卒園、入学、卒業、入社、退職、人生の節目に春があります。私が子供だった頃、卒業式で歌われた「仰げば尊し」は、感謝、別れ、旅立ちが入り交じり、哀調を帯びたメロディーは、今でもこの曲を聞くと胸がキュンとなります。
四月は、新学期、新生活が始まります。みんな期待に胸ふくらませ、少しの緊張とともにスタートします。その未来には、新しい人との出会い、喜び、そして試練もあるでしょう。胸をはって、いろんなことを受けとめる覚悟を持って、歩いて行ってほしいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿