オレオレ詐欺、振り込め詐欺などの詐欺被害が続出していますが、最近アポ電強盗が発生しました。命まで奪われた被害者は80歳の女性です。アポ電とはさぐり電話のことで、短い会話の中から資産状況や家族構成、家に一人でいる時間帯などの個人情報を聞き出すのです。「事前にターゲットの家の付近に行って、近所の防犯カメラの位置や、警察署からの距離などを下見していたはず」と、専門家は言っています。ターゲットは高齢者です。独居の人もたくさんいます。日本が高齢社会になって久しいですが、核家族から子供達が独立して夫婦二人となり、いずれはどちらかの独居となります。犯人はいつも狙っているのです。正直者であればあるほどアポ電にひっかかり、犯人の手に入れたい情報を喋ってしまいます。犯人の手口は巧妙です。
専門家が自衛策について話しています。
電話に出ず、留守番電話を聞いてからかけ直すかどうか判断する。
かかってきた番号に折り返さない。
自動通話記録機を設置する。
電話が入った時点で既にターゲットにされているということ。すぐに110番通報をしてください。
これからの社会においては、固定電話の必要性がなくなるのかもしれません。携帯電話、スマホがすべての役割をしてくれそうです。自分の命を守るために、高齢者は細心の注意を払わねばなりません。用心用心です。
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