先日ふるさと三重松阪の宝塚古墳へ行ってきました。市街地から山側へ数キロ行ったところです。現在は市民のための公園になっています。現地へ行ったのは初めてのことです。平成になってから発掘調査が始まり、いろんなことがわかってきました。それでもまだまだ多くの謎に満ちています。船の形をした埴輪、船形埴輪が出土して一躍有名になった宝塚古墳です。船の上に飾り物がつけられているものは、全国で初めてだそうです。
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公園から見上げた1号墳 |
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2号墳 |
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1号墳への登り口 |
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「造りだし部」は祭祀が行われた場所だそうです |
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飾り付きの船形埴輪 |
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「造り出し部」の向こうに市街地が広がっています |
1号墳と2号墳からなる古墳で、昭和7年(1932)に国史跡に指定され、1号墳の271点の埴輪は平成18年(2006)に国の重要文化財に指定されています。ふるさとの歴史に鈍かった私ですが、今さらながら感動しています。古墳の規模や形、見つかった埴輪の特徴から、1号墳は約1600年前(5世紀初め)につくられた伊勢地方の有力者(王)の墓であると考えられているそうです。2号墳は、1号墳に眠る主の後継者の墓(5世紀前半)と考えられているそうです。丘陵の上にあるので、伊勢湾の海が見えています。山々が西に連なっています。市街地を見下ろしています。松坂城がずいぶん下に見えます。こんな素晴らしい古墳が身近にあったことに感動します。これからも時々は訪れてみようと思っています。
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市街地の先には伊勢湾が見えます |
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山のふもとには本居宣長の奥墓があります |
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